ドロップレット・プロジェクトの紹介 [無料メルマ「楽×2学教材集」(ラクガク)について]
先日紹介したメルマガ準備号を本日発行します。内容は、学校や家庭の漢字学習に無料で利用できる教材の紹介となっています。「こんな風に教材を紹介していきます」という見本になっているので、良かったら見てください。
さて。ブログだけではなく、月イチのゆったりしたペースではありますが、メルマガを発行しようと思ったきっかけは、自作教材を公開する場所を作ろうと考えたことです。今回は、その自作教材で利用させていただいたイラストを提供されている「ドロップレット・プロジェクト」について、ご紹介したいと思います。
日本全国の小学1年生、誰もが学ぶ単元?として不動の地位を誇る「せんせい あのね」。これをカードゲーム化した自作教材に、こちらで無料配布しているイラストを利用させていただいております。公開するに当たり、既にプロジェクト代表の青木様に教材をご覧になっていただいた上で、使用許可を戴いております。そのお礼も兼ねて、こちらのプロジェクトの紹介を今回させていただきたいと思います。実は当ブログでもちょこちょこと、テキストに書かれた内容を視覚的に理解しやすくするために、こちらで配布されているイラストを利用しています。
こんなかわいらしいイラストを提供されているドロップレット・プロジェクトは、日常生活を送る上で人より少し大きなハンデを持つ方が暮らしやすくなるための、様々な支援ツールを提供していらっしゃいます。
例えば、ipod・iphoneで使えるアプリ「DropTalk」、ipad用のグレードアップバージョンアプリ「DropTalk HD」といった「DropTalk」シリーズは、円滑なコミュニケーションが苦手な方を支援するVOCA機器を、考えられないほど安価に提供する画期的なアプリです。これと同等の性能を持つ専用機器を購入しようと考えたら、数万円もします。少なくとも、このアプリが出る前までは、必要に迫られて、仕方なくこのアプリよりも機能が劣る非常に高価な専用機を買わざるを得なかったそうです。ところが、このアプリのおかげで今では「DropTalk」で1100円、機能がより充実したipad専用アプリ「DropTalk HD」でも3000円という破格の安さで、専用機器より柔軟で充実した機能を持つVOCA機器が手に入れられるようになった、とのことです。別途ipadなどを用意しなければならない点はさておき、これだけでも非常に社会貢献度の高い活動をしていらっしゃると思いますが、これだけにとどまりません。
驚いたことに、「ドロップス」という視覚支援のためのシンボルを、無料で提供してくださっているのです。特別支援学校や障害者・高齢者施設等でスケジュール、絵カード、学習用の素材、掲示物などに利用してもらうために用意されたイラストですので、学校教材で利用する際に、まさにかゆい所に手が届く、非常に便利なイラストが豊富に用意されているところがとても素晴らしい。HPから無料でダウンロードできますが、私は『視覚シンボルで楽々コミュニケーション』という本に付属されている有料バージョンを主に利用しています。
これです。「ドロップレット・プロジェクト」のHPからも購入できますので、詳しく知った上で購入を検討される場合、まずHPをご覧ください。
有料バージョンの利点は
・ここにしか収録されていないイラストがある事
・背景透明化バージョン・線画のデーターが収録されている事
・イラストの具体的な利用方法が説明されている事
などです。特に私個人は背景透明バージョンのイラストデーターにお世話になっています。GIMPなどグラフィック加工ソフトを使えばいいのでしょうが、面倒なのですよね。最初から背景が透明になっているデーターがあるとやっぱり重宝します。
そしてつい最近、「ステップノート」という新しい支援ツールの提供を始められました。「みんなが使いやすいサポートブック」実現を目指して開発されたとのことです。もちろん無料。
こういった支援ツールの数々に、どれも共通するのは「ユニバーサルデザイン」の考え方なのだろうと思います。
障害の有無にかかわらず、誰もが自分の気持ちや考えを伝えあうことができる社会。その実現を目指しているからこそ、考えられないほどの低価格でアプリを提供してくださったり、無料で使えるシンボル(勿論利用する側も、利用する上で感謝の気持ちを持って、マナーや使用条件を守らなければならないでしょう)を用意してくださったりしているのだと思います。
学校・福祉関係で働く方々の、強力な支援サイトです。まだご存じない方は、一度サイトを訪れる事をお勧めします。
さて。ブログだけではなく、月イチのゆったりしたペースではありますが、メルマガを発行しようと思ったきっかけは、自作教材を公開する場所を作ろうと考えたことです。今回は、その自作教材で利用させていただいたイラストを提供されている「ドロップレット・プロジェクト」について、ご紹介したいと思います。
日本全国の小学1年生、誰もが学ぶ単元?として不動の地位を誇る「せんせい あのね」。これをカードゲーム化した自作教材に、こちらで無料配布しているイラストを利用させていただいております。公開するに当たり、既にプロジェクト代表の青木様に教材をご覧になっていただいた上で、使用許可を戴いております。そのお礼も兼ねて、こちらのプロジェクトの紹介を今回させていただきたいと思います。実は当ブログでもちょこちょこと、テキストに書かれた内容を視覚的に理解しやすくするために、こちらで配布されているイラストを利用しています。
こんなかわいらしいイラストを提供されているドロップレット・プロジェクトは、日常生活を送る上で人より少し大きなハンデを持つ方が暮らしやすくなるための、様々な支援ツールを提供していらっしゃいます。
例えば、ipod・iphoneで使えるアプリ「DropTalk」、ipad用のグレードアップバージョンアプリ「DropTalk HD」といった「DropTalk」シリーズは、円滑なコミュニケーションが苦手な方を支援するVOCA機器を、考えられないほど安価に提供する画期的なアプリです。これと同等の性能を持つ専用機器を購入しようと考えたら、数万円もします。少なくとも、このアプリが出る前までは、必要に迫られて、仕方なくこのアプリよりも機能が劣る非常に高価な専用機を買わざるを得なかったそうです。ところが、このアプリのおかげで今では「DropTalk」で1100円、機能がより充実したipad専用アプリ「DropTalk HD」でも3000円という破格の安さで、専用機器より柔軟で充実した機能を持つVOCA機器が手に入れられるようになった、とのことです。別途ipadなどを用意しなければならない点はさておき、これだけでも非常に社会貢献度の高い活動をしていらっしゃると思いますが、これだけにとどまりません。
驚いたことに、「ドロップス」という視覚支援のためのシンボルを、無料で提供してくださっているのです。特別支援学校や障害者・高齢者施設等でスケジュール、絵カード、学習用の素材、掲示物などに利用してもらうために用意されたイラストですので、学校教材で利用する際に、まさにかゆい所に手が届く、非常に便利なイラストが豊富に用意されているところがとても素晴らしい。HPから無料でダウンロードできますが、私は『視覚シンボルで楽々コミュニケーション』という本に付属されている有料バージョンを主に利用しています。
これです。「ドロップレット・プロジェクト」のHPからも購入できますので、詳しく知った上で購入を検討される場合、まずHPをご覧ください。
有料バージョンの利点は
・ここにしか収録されていないイラストがある事
・背景透明化バージョン・線画のデーターが収録されている事
・イラストの具体的な利用方法が説明されている事
などです。特に私個人は背景透明バージョンのイラストデーターにお世話になっています。GIMPなどグラフィック加工ソフトを使えばいいのでしょうが、面倒なのですよね。最初から背景が透明になっているデーターがあるとやっぱり重宝します。
そしてつい最近、「ステップノート」という新しい支援ツールの提供を始められました。「みんなが使いやすいサポートブック」実現を目指して開発されたとのことです。もちろん無料。
こういった支援ツールの数々に、どれも共通するのは「ユニバーサルデザイン」の考え方なのだろうと思います。
障害の有無にかかわらず、誰もが自分の気持ちや考えを伝えあうことができる社会。その実現を目指しているからこそ、考えられないほどの低価格でアプリを提供してくださったり、無料で使えるシンボル(勿論利用する側も、利用する上で感謝の気持ちを持って、マナーや使用条件を守らなければならないでしょう)を用意してくださったりしているのだと思います。
学校・福祉関係で働く方々の、強力な支援サイトです。まだご存じない方は、一度サイトを訪れる事をお勧めします。
可愛らしいイラストですね。ミッフィーのイラストに似ていると思います。
by いっぷく (2013-04-23 00:24)
いっぷくさん、コメントありがとうございました。自作教材やPP資料作成時に愛用させていただいています。特に無料で利用できる!ところが素晴らしいと感謝しています
by 自称隊長 (2013-04-23 07:25)